長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

プロダクツ

patagoniaマイクロパフフーディ

久しぶりにこれはいいなと思わせてくれるプロダクツに出会った。patagoniaのマイクロパフフーディーだ。 最近の保温着は動的保温着なるものがパタゴニアから提案され、これまでの様に行動中に着用するとオーバーヒートしてしまう静的保温着と一線を画する。…

PETZLアックス

ピッケルといったほうが馴染みがあるのかもしれない。語源はドイツ語である。 英語では、アイスアックスといいどちらも一般的に使われている。 私の愛用品は、PETZLのサミットエボである。雪山には必携の登山道具で、登山家の命を守ってくれる。 一般縦走用…

MSRリアクター

冬山のお供に持ち歩いているのが、MSRのリアクターだ。これは、ストーブの一種なのだが、これまでの物とは一線を画している。 気温が低いとガスボンベが気化熱で冷却され冬山では出力が落ちる。 さらに風が吹くと風に煽られてストーブの熱が効率よく伝達され…

最強のサーモス!

山で使う道具は、ある意味で命を守るためにシンプルに、軽く、そして最大の性能を発揮する様につくられているものが多い。 当然、それに比例してそれなりのお値段がタグにぶら下がっている。 その中でも山専ボトルといわれる『サーモス』は、軽くそしてその…

ハードシェルの威力

ハードシェルは、登山用のクロージングのひとつで、雨合羽とは一線を画する。 様々な素材が使われているが、その代表はやはりゴアテックスだろう。この防水透湿素材は、外からの雨の侵入を防ぎ、内部の水蒸気を放出するという相反する性能を兼ね備えている。…

厳冬期用登山靴

ウインドチルという言葉をご存知だろうか。ウインドチルとは、あまり馴染みのない言葉だが、体感温度のことを言う。 高山では、風速1メートルで体感温度が1度低下すると言われている。さらに外気温が低いと体感温度は一気に低下してしまい、低体温症などを発…

フィルパワー

今年は、暖かいのでなかなか出番がないのがダウンジャケットである。 当然、夏は出番がないと思うだろうが、実は、夏でも3000メートル級の高山では、度々出番がある。気温は、100メートル上昇すると0.6度下がるので、3000メートルだと、18度も低くなる計算だ…

シェラカップ・・

私が愛用する登山道具の中にシェラカップが仲間入りした。もともと、アメリカで自然保護の父と言われた、ジョン・ミューアーが設立したシェラクラブで、会員向けに販売されたものが原型と言われている。 カップとしては、口が広いので飲みづらいが、このまま…

BARIGOの高度計

BARIGOは、1926年ドイツのシュツットガルドで創業した気圧計を製作するメーカーだ。登山家を始め、知る人ぞ知る高精度な気圧計を世に送り出している。 BARIGOは、気圧計のノウハウを登山用の時計の中に組み込んだ。登山をするときは、気圧計を応用した高…

ナノパフプルオーバー

晴天の秋山では、行動中は暑くて汗をかくが、いったん止まると直ぐに冷えて寒くなってしまう。特に、風が強い場合はあっという間に体温が奪われてしまう。 この時期は、薄手のソフトシェルもいいのだが、私は化繊のインサレーションをザックの雨蓋の下に忍ば…

ヒートテックは山着に使えるか

山の秋は短く、あっという間に冬がやってくる。特に紅葉の時期は、雪が降ることも珍しくはない。 こんな時に、稜線で強い風に吹かれるとあっという間に体温を奪われてしまう。風を防ぐ対策をしないと、低体温症を引き起こす可能性が高くなるのだ。 最近では…

ゴアテックスとポリウレタン透湿素材

私たちが、山に登り始めた頃のカッパは、ナイロン地にゴム引きされたものだった。当然、今でいう通気性も透湿性もなく、雨の日にそれを着て行動すれば中は汗で蒸れてカッパを着なくても変わらないほどだった。 それが、ゴアテックスという素材が発明され、環…

PETZLのピッケル

このピッケルを手にしたのは、10数年も前になるだろうか。 厳冬期登山はもうやるまいと、心に誓い登山用品の箱の中に仕舞い込んでいた。 今年、久しぶりに、ピッケルを持って春山に出かけた。前日の雨が夕方には上がり、夜中は晴天になった。放射冷却現象…

Patagonia レギュレーター

これは、10年ほど前に販売されていたpatagoniaのR2とR1のハイブリッドジャケットだ。多分、二年間ほどしか、販売していなかったと記憶している。 特にこのゲッコーグリーンは一年間しか販売されなかったので、マニアの間では高値で取引されていると聞…

登山家の命を守った発明

Gore-Texファブリックは、ある日突然生まれた。もともとは、別の製品の開発をしていたのだが、何度やってもうまくいかず、ある時腹を立てて開発中のフッ素皮膜を思いっきり引っ張った事でGore-Texファブリックは誕生した。 水は通さないが水蒸気は通すと言う…

究極のデザイン

『付け加えるもの無いのではなく、取り去るものが無くなったものが最良のデザインである』 これは、登山用クロージングメーカーのパタゴニアの創業者イヴォンシュイナードの言葉である。すなわち、シンプルが最良であると語っているのだ。 もう、三十年近く…

サノマジック!

皆さんは、木造の自転車があるのをご存知だろうか。それを、サノマジックと呼ぶ。自転車といえば、クロモリやアルミ、ステンレス、チタン、CFRP(カーボンファイバー)が思いつくだろう。 しかし、もともと木造艇職人として世界に名を轟かす佐野氏がつく…

GR

私は、特にカメラにこだわりがあるわけではない。きれいな写真を撮ろうと思えば一眼レフのカメラがいいのかも知れない。 ただ、大きなカメラを首からぶら下げる勇気が無いだけである。カメラはポケットに忍ばせて、撮りたいときにさっと取れるのがいいと思っ…

プロポリス原液

この時期は、周りでインフルエンザや風邪が猛威をふるっている。 私は、扁桃腺が弱く、風邪の引き始めは喉が痛くなる。これまでは直ぐに抗生剤を飲んでいたが、ある医者から抗生剤は風邪には効かないし、体の免疫力を落とすのであまり飲まないほうがよいと言…

CULTベアリング

バイク(自転車)のホイールをスムーズに回転させるために、そのハブにはベアリングが挿入されている。ベアリングには様々な種類のものがあるが、殆んどのものは潤滑の為にグリースなどが塗布されている。 実は、このグリースが曲者で無視できない程の回転抵…

iphoneのタマゴ

先日、家電量販店のセールのかごの中に奇妙な物を見つけた。何だろうと思い、見てみるとiphone、ipod用の電力を使わないスピーカーだった。 500円だったので、騙されたと思って買い求めてみた。家に帰って良く観察してみると、とてもシンプルだが、なるほ…

リコーGR4はGR3を超えたか

私は元々カメラにはあまり思い入れがなかった。小旅行に行った時など、ちょっとした写真を撮る程度て大きなカメラを肩から掛けて歩く勇気はない。 しかし、シャッターひとつで何でも適当に写真が撮れてしまうのも面白くないと思っていた。 ブログを書くよう…

ロクシタン エッセンシャル フェイスウォーター

この時期になると、あごや口の周りなど髭剃り跡に、白く粉が吹いたようになる事が少なくない。きっと乾燥するからなのだろうが、余り見栄えの良いものではない。 ドラッグストアーで化粧水のようなものを買ってきては試してみるのだがこれといったものが無か…

未晒(みざらし)蜜ロウワックス

わが家では床材のフローリングを一枚板の無垢材を使い、表面にもニスを塗らなかったので、一年に一度大汗をかく事になる。 ニスのような木の表面を覆う処理をすれば手入れも簡単で、汚れも付きにくいのだが裸足になった時の温かさが全く違う事に驚き、メンテ…

Ingwer Tropfen(濃縮生姜液)

この所、朝晩がグッと冷え込むようになってきた。日の出もだんだん遅くなり、今では6時にならないと明るくならない。 いよいよ、今週の日曜日がツールド沖縄の210kmレースだ。朝練が思うようにできなくなって来ているので、バイク(自転車)に乗る時間…

これは何でしょう

『これは何でしょう?』知らない人にとっては何であるか想像もつかないだろうが、マラソンやバイクのレースなどスポーツ競技に出場する人たちには御馴染みであるはずだ。 これはユニフォームやランニングシャツに穴を開けることなくゼッケンを止める『ゼッケ…

私のお気に入り【その27】Manfrottoの三脚

カメラは元々余り興味も無かったし、持っているそれも普通のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で特にこだわりのあるものではなかった。 弊社の某営業所長はカメラの達人である。話によるとライカをはじめとした名器を沢山お持ちのようだ。そんな事がきっ…

私のお気に入り【その26】LECREUSET(ルクレーゼ)

LECREUSET(ルクレーゼ)はフランスの調理器具のメーカーである。 フランスの調理器具は日本のそれとは違い色使いがとても綺麗だ。調理器具は質実剛健であると同時に楽しむ事が出来るようにと配慮されているように思う。 LECREUSET(ルクレーゼ)の大きな特…

私のお気に入り【その25】LAGUIOLE(ライオール)のワインオープナー

菱機工業の北川社長は私のワインの先生だ。もともと、全くワインの事など分からなかった私にワインの美味しさ等いろいろな事を教えて頂いた。 彼はいろいろなワインを飲まれるようだが、彼から教わってはまってしまったのがイタリアンワインである。 多分イ…

私のお気に入り【その24】京都俵屋の石鹸

以前、京都へ行った時に老舗旅館俵屋さんのお店で石鹸を買い求めた事がある。 友人からここの石鹸はとても香りが良いと聞いていたので使ってみたいと思っていた。 確かに石鹸というよりはフレグランスのかたまりといっても良いほど香りが良い。 聞くところに…