長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

これは何でしょう


 『これは何でしょう?』知らない人にとっては何であるか想像もつかないだろうが、マラソンやバイクのレースなどスポーツ競技に出場する人たちには御馴染みであるはずだ。
 これはユニフォームやランニングシャツに穴を開けることなくゼッケンを止める『ゼッケン止め』なのである。
 こんな小さなプロダクツだがともかく重宝する。通常ゼッケンは安全ピンで止める場合が多く、シャツに穴を開けてしまう。また、なかなか真直ぐに付かない。
 これなら表と裏から挟み込むようにして止めるので、生地を傷めることも無ければ位置あわせが容易なのでゼッケンを真直ぐ付けることも容易だ。
 これが、一セット(8個)400〜500円もするから驚きだ。原材料費と金型の償却を入れても一個数円というところだが、これがオオバケするからすごいと思う。
 創意工夫は付加価値を生み出す良い例だと思う。私たちにこの様に付加価値を生み出すアイディアが無くとも、いくらでも付加価値を作り出すことはできる。消火器一本を届ける際にただ届けるのではなく、小さな配慮をすることが大きな差を生むのだ。優れた営業マンとそうでない人間の差は実はとても僅かなのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ