長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

BARIGOの高度計


 BARIGOは、1926年ドイツのシュツットガルドで創業した気圧計を製作するメーカーだ。登山家を始め、知る人ぞ知る高精度な気圧計を世に送り出している。
 BARIGOは、気圧計のノウハウを登山用の時計の中に組み込んだ。登山をするときは、気圧計を応用した高度計を確認しながら登る。
 高度の情報で、地図上のどこにいるのかを、推測するひとつのデーターとするからだ。その点、BARIGOの高度計は非常に正確だ。登山口で校正すれば、その誤差はとても小さい。昨今では、GPSのデーターと気圧計のデーターを利用して、精度の高い高度を表示するものもあるが、BARIGOは気圧計の精度だけで、それを可能にしているところが凄いと思う。自らが持つ技術を練磨する事は、基本性能を高める事につながる。
 ドイツ車が、電子ディバイスに頼らなくとも、非常に高い走行性能を得られるのも、走る、曲がる、止まるの基本性能を磨いた事に他ならない。
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