長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

清貧の思想

 世界で一番貧乏な大統領と言われた人がいた。大統領になった時の財産は150ドル相当のフォルクスワーゲン一台だった。
 大統領の報酬の90%を社会奉仕事業に寄付し残りの10%、約10万円で生活をした。彼は、皆んなは勘違いしていると言った。大統領になると、大きな家に住み、立派な服を着て、飽食のの生活を送る。しかし、考えてみて欲しい、大統領は国民によって選ばれたのだから、国民の平均的な暮らしをすべきと彼は言う。
 ものを買うために働くのではなく、人生という時間を楽しみ、幸せになるために働くのだ、とも語った。そして、国連での名演説を行ったのである。
 その人、それはウルグアイのムヒカ前大統領その人である。そして、彼は、こうも語った。
 本当のリーダーとは、多くの事を成し遂げた人ではなく、自分をはるかに越える人を残す事ができるひとのことである。
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