長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

恒例の近江町市場へ

 今年の大晦日はとても穏やかな一日だった。昨年はかなり雪が積もったように記憶している。ただ、やはり金沢の大晦日は雪がしんしん降る中でコタツに入って紅白歌合戦を見るのが似合うと思うのは私だけだろうか。
 さて、今日は恒例の近江町市場へ買出しに出かけた。毎年思う事だが年末は本当ににぎやかだ。大勢の買い物客と市場の人たちの掛け合いを見るのもまた楽しいものだ。

 今年のお正月は国際ロータリーの交換学生を預かる事になり、何時もとは違うお正月になりそうだ。
 今日は年末の金沢の市場の雰囲気を味わってもらおうと一緒に出かけた。実は彼女は魚が全くダメで、市場に並んでいる鮭、鰤、鮪、ズワイガニなどを見て『オゥ〜』と言って顔をしかめていた。
 まあ、日本の文化の一旦を肌で感じることが出来たのではないだろうか。
 さて、近江町市場で恒例と言えば酒の大澤である。毎年大晦日に酒の大澤で飛び切りの日本酒と丸干し烏賊を買い求める。これが楽しみである。

 そして、何時も良い風景だなと思うのは大沢さんのお子さんが家業のお手伝いをしている事である。私はこれ以上の家庭教育は無いと確信している。親の働く姿を見ながら、お客様とのやり取りを間直に見る事で学ぶ事は数知れない。そして、働く意味を自然に肌で感じ取ることが出来る。そこには理屈や理論ではない実践があるのだ。
 今年一年は多くの自然災害が発生し、私たちの仕事の意義を再確認した年だった。総じて社員の皆さんは良くがんばってくれたと思う。見えないことが見えるようになり、そこに更なるポテンシャルの存在が見えてきた。
 来年は『基本の下に成長する』をキーワードに全力で頑張りたいと思う。一年間稚拙なブログにお付き合い頂きありがとう。これで今年の更新とさせて頂きたいと思う。
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