長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

夢と執念とエベレスト


 80歳という世界最高齢でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏は度々『執念』という言葉を使っている。
 彼は75歳でエベレスト登頂を果たした後、80歳でもう一度挑戦すると三度目の挑戦を表明していた。
 しかし、今回の挑戦は困難を極めたようだ。76歳の時スキーで転倒し、大腿骨の付け根を骨折した。再起不能かもしれないと言われたが二ヵ月半で退院しリハビリを始め克服した。さらに、不整脈の心臓手術を二度も行った。
 家に低酸素室をつくり、高所順応に備えた。足に重りを付け、20kgのザックを背負い歩いた。そう、ただ夢を語るのではなく彼は夢を実現する為の準備を周到に行ったのだ。
 80歳でエベレストを目指すと決めた瞬間から彼のエベレスト登山がはじまった。目標を達成する為の手法はビジネスも冒険も大きくは変わらないと思う。
 やると決めて、その実現のための方法を周到に準備する。目標達成のために絶え間ない努力をする。そして最後は絶対にあきらめないという執念を持つことだ。
 三浦雄一郎氏は『成功を信じて進むためには、絶対にあきらめないという執念を持つことが大事』と言っている。
 毎日の生活の中でも大なり、小なり困難に直面するものだ。今回の彼の快挙は私たちに大きな勇気と執念を持つ事の大切さを教えてくれた。彼の偉業に心から祝福したい。
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