長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

憲法記念日

 過去にもブログに記したが、サンフランシスコ平和条約が発行され、日本の主権が回復した日は昭和27年4月28日である。
 すなわち、この日を持って連合国軍との戦闘状態が集結したので、本来終戦記念日は8月15日ではなく4月28日なのではないだろうか。
 以前からこれを疑問に思っていた。また、日本国民の中でもそう考えている人も少なくないのではなかろうか。
 私たちは国民の祝日には会社の玄関と自宅の玄関には必ず日章旗を掲揚する。祖母が存命の頃、国民の祝日にはどの家の前にも必ず日章旗を掲げていたように記憶している。これは日本国民として当然の事と考えている。
 安部政権になり、憲法改正の動きが活発になってきている。日本国憲法が施行されたのは昭和22年5月3日である。日本国憲法は日本国民自らの手で作られてのではなく、連合国総司令部により案が示されたものだ。
 それから65年が経過し、その間一度も改正されていない。同じ敗戦国であるドイツは57回に渡り憲法を改正している。また、アメリカは6回、フランスは27回である。憲法を改正することありきでは無いが、国際社会の中で生きていく事が求められている以上、必要な改正を行うことは必要だ。
 今回、憲法改正に必要な衆参各議院の総議員の2/3の賛成が必要という憲法96条の改正が議論されているが、個人的な意見を述べれば必要と考えている。
 昨今、弁護士が憲法改正の是非について、マスコミで述べている姿を見かけるが、俯瞰的な視点が欠けているように思う。必要な改正がやりやすくなる事は決してネガティブではない。
 最後には国民に信を問う必要があり、是非は国民が決めるからだ。何れにせよ、このような事が議論され始めた事がスタート地点に立ったことなのだと思う。
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