問題の本質は・・・なぜ算数が不得意なのか
小学校5年生の三女は算数があまり得意ではない。算盤塾に通っているので、暗算は得意なのだが算数がダメなのだ。
昨晩も宿題が解らないと言うので見ていると、どうも数字が不得意なのではないという事が分かって来た。
今朝も出がけに、昨晩やっていた宿題のプリントが机の上に置いてあったので、見ると答えが間違っている。呼んで、答えが間違っているから直すように言うと、どうも問題の意味を理解していないのである。
昨晩も同じ事を感じた。そう、実は算数が不得意なのは計算が不得意なのではなく、文章の読解力が低いのだという事が彼女との会話から分かったのである。
つい、私たちは算数が不得意というと計算能力に問題があるのかと思いがちだが、実はそうでない事の方が多いのではなかろうか。
今回の場合もやり方を一生懸命教えても、問題のかたちが変わると同じ間違いを起こす。やり方の問題ではなく問題を読み解く力に問題があるのである。
仕事でも、表面上の問題だけを見ると、問題の本質を見誤り結局、何ひとつ問題を解決できない事になってしまう。
その場は収まるのだが同じ性質の問題が再発するのはまさにこの現象に他ならない。日常の生活の中から気づきを得る事も沢山ある。問題意識を持てば毎日が気づきの連続なのである。
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