精神は肉体を支配する・・全国消防操法大会
夜半からの雨も上がり金沢の空はところどころ青空が覘いていた。今日は東京ビッグサイトで全国消防操法大会が開催された。石川県からはかほく市消防団高松第二分団が初出場をはたした。
この日の為に団員は日夜、血の出るような思いで訓練をこなしてきた。それを支えた家族、地域、そして関係者の皆さんの思いが今日結実する。
朝一番のフライトで東京に向かい会場のビッグサイトには10時頃到着した。会場では弊社の社員で今回出場する吉田君とばったり会ったので激励する。
やはり、全国大会は一種独特の雰囲気がある。全国から集まってきた各県の代表がこれからお互いに火花を散らす。
しかし、実は一番の敵は自分達自身なのだ。何故なら全国大会では日頃出来ている事が出来なくなってしまう事が少なくないからだ。
そう、ここには魔物が住んでいるのだ。どの県の代表も何時も訓練の時に出来ている事をそのまま出来るなら、まさしく結果は言うまでも無いはずだ。
しかし、その独特の雰囲気に呑まれてしまうと、何時もの動きに狂いが生じてしまう。精神は肉体を支配しているのである。全国大会で勝ち抜くにはスピードと正確さが必要だが、最も必要なものは何時も出来ている事をそのままやり遂げる精神力なのである。吉田君、そして高松第二分団の皆さん本当に素晴らしい走法だったと思う。心から皆さんに敬意を表したい。お疲れ様でした。
↑ポチっと押して頂ければ幸いです