長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

軽井沢蒸留所


 昨日、立ち寄ったバーに軽井沢蒸留所が蒸留したウイスキーが置いてあった。
 私はあまりウイスキーの事は詳しくはないので、軽井沢に蒸留所があった事すら知らない。
 調べてみるとメルシャン株式会社が蒸留していたウイスキーのようだ。メルシャンといえばワインが有名だが、実はウイスキーは各別らしい。
 メルシャンの軽井沢蒸留所は数年前に麒麟麦酒との合併で姿を消してしまい、そのウイスキーは現在あるだけだそうだ。通常ウイスキー蒸留所はウイスキーを12年、18年・・・と毎年蒸留することはないそうだ。
 しかし、軽井沢蒸留所は毎年ウイスキーを蒸留したのでそのバーには12年ものから30年ものまですべが揃っていた。また、このウイスキーは加水してない為アルコール度数が60%前後と非常に高い。
 私は12年ものを一杯頂き、その後にもうこれで飲むことは出来ないだろうと言われる30年ものを頂く事ができた。
 12年ものの後に頂いた30年ものは全く別次元の味だった。琥珀色のそれには醸造した樽の香が深く溶け込み舌にとろける様に絡みつくのである。
 こんなウイスキーはこれまで飲んだことがなかった。勧めてくれたバーテンダーには本当に良い経験をさせてもらった。人生にはこんな事もあるのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです