長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

論点は・・・

 ブログには、政治的、思想的な事は記さないようにして来た。しかし、昨今のマスコミの偏重、誘導報道には、へきへきしている一人だ。
 安全保障法制が参議院特別委員会で可決された。賛否はあるだろうが、国会の議論を聞いていても議論になっていない。ミクロな部分をフォーカスしすぎるが故に、こんな時は、あんな時は、こうなったらという議論が耳に付く。
 さらに言うなら、大臣がしっかりと答弁できないからダメなんだという始末である。俯瞰的な視点で見れば、何が問題で、どんな目的で、なぜ必要なのかの議論を深めねばならない。
 各論を論じ、良い悪いと騒いでも、問題の解決には至らない。いま日本が置かれている環境を理解し、世界から日本が期待されている事、そして、安全保障についてどうあるべきかを考え準備する事が大切なのだ。
 何時、何処の、誰が攻めてくるのか、とお花畑のような発言をする人もいるが、それが分からないから準備をするのである。すなわち、そうなってからでは遅いのだ。
 企業経営も、二手先を読むのは、そうなった時、いきなり変えようと思ってもそれは不可能だからなのである。日本の政治家には、俯瞰的な視点で、国益にかなった発言、行動を願いたい。牛歩戦術ならぬ、牛タン戦術などもってのほかである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです