長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

大日平の秋


 大日岳は、立山連峰の西側に位置し、標高2501mの頂を持つ。大日平は、高山植物の宝庫で、大日岳の裾の眺望は素晴らしい。
 立山連峰の北側に位置する岩と雪の殿堂、剱岳と比べると対象的である。
 大日岳は、立山の観光スポットのひとつ称名滝から登山道が整備されており、最初の急登は、脚に辛いが、そこを登りきると、高山植物が豊富な大日平の木道を季節を感じながら歩く事ができる。
 大日平を過ぎ、大日小屋までは、混み合った等高線をほぼ直角に登る。これは、急登であるということで、行動時間が長く、疲れが出てきた頃合いなので脚に堪える。
 大日小屋に到着すると正面に剱岳を望むことができるが、秋雨前線の影響と、この季節は、お昼を過ぎるとガスが掛るのが普通だ。素晴らしい眺望を期待するなら、午前中に登頂する必要がある。
 急登の反対は、急坂であり体重に加えて荷物の重量が、脚の踏ん張りを奪い、大日岳のピストンは、かなり辛いものになったのである。
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