有難うと当たり前
SNSになるほど、と思うことが書かれていた。良い気付きを今日はもらった。
幼いころから、人から何かをしてもらったら、『ありがとう』と言いなさいと言われてきたはずだ。『ありがとう』は『有難う』と書く。
『有難う』は、『有難し』という意味だ。有る事が難しい、有るはずがない、めったにないという事である。その反対語は、当然『当たり前』という事になる。
私たちは、毎日の繰り返しの中で、当たり前だと思うことが少なくないはずだ。太陽が照っていて当たり前、空気があって当たり前、食事が出来ていて当たり前、学校へ行けて当たり前、仕事があって当たり前。
しかし、世の中に当たり前の事などないのだ。今日と同じ日が明日も繰り返されると思っているが、そうではない瞬間を体験して初めてそれに気づく。
奇跡のような毎日の繰り返しは、実は『当たり前』ではなく、『有難し』なのだと気づくと、全てに感謝せずにいられない。『ありがとう』。