今、ここにある幸せ
先日、ブックストアーである本が目にとまった。一旦、通り過ぎたのだが気になり、戻ってその本を手に取った。
その中で見つけたのが『今、ここにある幸せに気づく』というフレーズだった。確かに、私たちは当たり前の事に感謝をする事を忘れがちである。
一番身近な事を考えてみれば、親の存在はその象徴の様なものだ。親は居るのが当たり前で、子供の事を心配するのが当たり前、してもらって当たり前と思っているだろう。
その当たり前がどれ程有難い事かなのかは、親を亡くしたとき身を持ってそれを知る事になる。そんなとき、初めてこれまで親がしてくれた事に気付き、涙するのが人間なのだろう。
当たり前を幸せと感じることの有難さに気付けば今が幸せと感じるに違いない。
『あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある』
これが当たり前・・・