長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ストーリーを考える

 消火薬剤には、様々なものがある。粉末系、水系、ガス系などはその代表だが、その中でもガス系は、周りを汚損することなく消火ができる為、使い勝手が良い。
 しかし、昨今では、オゾン層を破壊する事から、ハロン系(フロン系)の消火薬剤は制限を受けている。また、二酸化炭素消火ガスは温室効果ガスであることから、これから制限を受ける可能性があるだろう。
 非常に消火がクリーンな二酸化炭素消火ガスを残すためには、ひとつのストーリーを描くことができる。それは、二酸化炭素消火ガスや二酸化炭素消火装置を製造する際に必要な電力を、クリーンエネルギーを使用して製造する方法だ。
 消火の為に排出するガスと製造時にクリーンな電力を使用する事で、これらを相殺するのだ。それにより、実質の排出ガス量をゼロとすることで、環境に対する負荷を減らすことができる。
 部分だけを見ると、出来ない事も全体を見てストーリーを構築する事で可能になる事が沢山あるのではないかと思うのである。
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