信頼関係
クライミングにおいて、クライマー(登る人)とビレイヤー(確保者)は、お互いに信頼関係がなければそれは成立しない。
ヨーロッパでは、トップロープクライミングを一部の学校の授業で行なっていると聞く。お互いに役割は違うが、クライマーとビレイヤーが一体となって同じ目標を達成する様は、世の中の仕組みによく似ている。
良きビレイヤーは良きクライマーである、という言葉は最近教えを請うている山岳ガイドの言葉だ。クライマーの気持ちが分からなければ当然よいビレイはできるはずも無い。
以前にも記したが、加賀鳶はしご登りも登りてばかりに目が行くが、実はハシゴを支えている支えては、微妙にはしごの角度をコントロールし、登り手の演技が確実に行えるようにしているのだ。
見えないものが実は一番大切であることを多くの人が知らない。
↑ポチっと押して頂ければ幸いです