長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

加賀鳶誕生300年


 1718年、八代将軍吉宗が禄高一万石以上の藩に対し、江戸藩邸を守る大名火消を設置するよう命じた。
 それを受けて、加賀藩では江戸上屋敷の防備のため設置されていた自衛消防隊をさらに増強する。 これが加賀鳶の始まりであるとされている。
 加賀鳶が誕生して今年で300年を数える。今年の金沢消防出初式は加賀鳶誕生から300年の節目を迎え、金沢城公園で盛大に開催された。
 明治2年38名の加賀鳶が江戸から金沢に召し寄せられ、梯子登りの技を始めとした、江戸の大名火消しの技術が伝承され、金沢の定火消しのわざと融合して現代の金沢市消防団に繋がる。空に向かって立ち上がった49本の梯子は、その伝統を技を披露してくれた。
 また、49本の水柱が北陸らしい鉛色の空に吸い込まれる様は、これを生業にできることを誇りに思う一瞬だった。
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