それを誰がするのか?
『それは私の仕事ではありません・・』たまに耳にする言葉だ。
実は会社の仕事は、全て自分の仕事だ。会社には多くの仕事があるから全てを一人で行う事ができない。したがって、分担して仕事をするが、それは主たる仕事がそうであって、他の仕事が自分の仕事でないという発想は、大きな誤りだ。
仕事には、付加価値の高低はあっても、仕事の優劣など存在しない。たまに雑用という言葉を耳にするが、それも間違っている。仕事に雑用などない。求められる仕事は全て必要な仕事なのだ。
私たちの会社の暖房装置は、もう老朽化して来ているので、冬の間は事務所にはストーブを置いている。当然、燃料が無くなればストーブは止まってしまう。
しかし、ストーブが止まっても燃料を補給しようとしない。ある意味で、燃料を補給しないことは大きな問題ではないのだ。燃料がないことを認識しながらそれを放置する心に問題がある。
誰かがやるだろうという主体性のない考え方は、燃料の補給をしないというかたちで表面化しただけで、この根っこにある無関心が最も恐れなければならない状態なのだ。こんな時、必ず他に何か問題を内在している。それは見ようとしなければ見る事ができない。
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