長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

誰かの役に立ちたいと思っている

 宮崎県で発生した口蹄疫の感染により30万頭を越える牛が殺処分された。被害に遭われた皆さんの心情は察するに余りある。現場で体験された方々にしか分からないと思う。どんなお見舞いの言葉も安っぽくなってしまう。
 宮崎県出身の女性歌手が宮崎県で被害に会われた方々の為に、仲間のお母さんとタオルを縫って送ったと言う。
 一緒に参加された方も何かしたいと思いながら、何も出来なかったがタオルを縫うことで少しでも自分が役に立てればと思ったそうである。
 私たちは本質的に何かの役に立ちたいと思っている。災害があれば沢山のボランティアが被災地に出向き活動をするのも少しでも役に立ちたいと思っているからに他ならない。
 日常生活でも、ボランティアでも、そして仕事でもその本質は人の役に立ちたいと思う心が根っこにあると信じたい。
 だからこそ期待をかけられれば人はそれに応えようとし、それが大きな力となるのだ。しかし、この力は『やらされている』、『何故私ばかり・・』という思考の下では全く発揮されることは無い。
 私たちは様々なつながりの中で生かされている。その繋がりが理解できれば自らの使命と果たすべき責任を理解し、そして人の役に立ちたいという気持ちが自然と芽生えて来るのではないだろうか。
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