長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

認めるという事

 素晴らしい仕組みを作っても、それを実行するのは人間である。その仕組みの実行はプレッシャーを与えれば表面上は実行されるが、それを続けることは難しい。
 なぜそれを行うのか、理屈を伝える事も大切な事ではあるがそれ以前に大切な事は信頼関係の構築だろう。
 相手を信じて、好きになる事がそのスタートである。それに気付きを与えてくれたのは今年の五月に外部から招いた、新部長である。
 原因自分論で考えれば、私たちは仕組みは整備して来たがそれを実行する為に必要な信頼関係の構築が足りなかった様に思う。
 決まった事を実行するのは組織である以上、当然の事だがその土台が出来ていなければ仕組みはうまく働かない。
 果実を収穫するには目に見えない根っこを育てる必要がある。その根っこは土壌により育つ。その土壌が信頼関係であり、『土壌経営』の原点である。原因自分論で考える事の難しさがここにある。
 自分が正しいという考え方がベースにある以上、自らが気付いていないのである。信頼関係は大衆迎合すればできるものではなく、正しい事をしっかりと説明し、相手を認める事から始るのである。
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