リーダーの価値判断基準
私たちの企業も、12年前に比べると社員数は約三倍になった。イメージしていた100人体制にはもう手が届くところまで来ている。
当然、人数ありきではなく、何をする為、何が必要かという部分から社員数は導き出される。権限の移譲も必要になり、殆どがトップダウンだった12年前に比べ、かなりの権限を下ろしてきた。
しかし、ここで大切なのは、リーダーやマネージャーの価値判断基準だ。
正しい事は正しく、そしてすべき事は何なのかを組織から判断しなくてはならない。往々にして、あるのは、部下の顔色をうかがい、自分が仕事がしやすいようにという事に、価値判断基準を置いてしまう場合だ。
これは、大きな間違いである。価値判断基準を正しい事を、正しく行う事に置かず、仕事がやりやすいように置いてしまえば、組織はいずれ崩壊する。
トップとの価値判断基準をすり合わせ、正しい事を正しく行うリーダーとなって欲しい。