星稜奇跡の大逆転

　夏の高校野球石川県大会は、今日が決勝戦だった。金沢の星稜高校と小松大谷高校が、火花を散らせた。初回、先制したのは、小松大谷高校だった。
　星稜高校は、五回までに８点を先制され、最終回の９回の裏、怒涛の攻撃を仕掛け、何と８点差を逆転し、優勝を手にしたのだ。ともかく凄い試合だったと思う。
　インタビューを受けたキャプテン村中君の、何時も勝つ事をイメージしてきた、という言葉が印象に残っている。
　そう、人間の潜在意識は、顕在意識を遥かに凌駕する力を持っている。多分、小松大谷高校と星稜高校との力の差はそんなに大きなものではなかった様に思う。
　勝敗を決したのは、最後まで優勝をイメージし続けた強い意志の差だと思う。強くイメージした事は実現する・・・
　それを地でいった試合だったと思う。
　両校の球児にエールを送りたい。