石川県消防操法大会

　屋根を打ち付ける明け方の激しい雨で目を覚まし、今日開催される石川県消防操法大会までには、上がればと思う。
　石川県消防操法大会は、県内の各地域から勝ち上がった、消防団が集い、一年に一度開催される、訓練大会である。
　この日の為に、分団員の皆さんは、連日連夜厳しい訓練を重ねてきた。そして、それを陰で支えてくださるのが、地域の皆さんや家族の皆さんだ。
　そして、終日それを指導する指導員の皆さんは、常備消防の現役消防官である。消防操法は彼らと一体になって、対峙する事が、上達の秘訣なのだと思う。
　指導される側の悔いのないように全力で指導するという思いと、必ずよい成績を収めたいという思いがひとつになった時大きな力となるのだ。
　今回、地元金沢の第二消防団湖南分団の皆さんも、連日の厳しい訓練をこなし今日の日を迎えた。結果こそ満足は行かなかったかも知れないが、彼らが頑張ったという事実が、大きな満足感を与えてくれたのだと思う。
　選手の皆さんの表情は一様に輝いていた。皆さんお疲れ様。