長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

枝葉と大局

 兼六園の根上の松は、枝葉だけを見て剪定されているのではない。根上の松だけではなく、全ての木々も、それだけを見て剪定されているのではなく、兼六園の景観とのバランスを考えて剪定されているのである。
 その木だけを見て剪定すると、全体の調和が取れなくなり誠におかしな事になるのだ。
 物事には全体と部分がある。全体は、見え難く、部分は見え易い。したがって、目に見える部分は手を付けやすい。
 しかし、大切なのは、全体だ。幾ら部分が出来ていても、最終的に全体が目的を達成できなければ何の意味も持たない。
 枝葉を十分に理解し、大局で判断する。枝葉を大局から見て判断する。マネージャーは、大局から意思決定を行ってほしい。
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