長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

算数は国語から・・・

 過去にどの様な事を思っていたのか・・・自分にとってブログは日記みたいなものだ。
 2007年11月23日から書き始めたブログは、今年で10年になる。まとめて書くこともあったが基本的に1日も休まず書き続けた。
 たまに、昔を振り返って読み返すと、ずいぶんいろんな事を考えていたんだなと改めて思う。多分、その時に悩み感じた事を素直に書いていたのだろう。
 その中で、今から四年前に問題の本質とは何かと考えて書いた『算数は国語から』という文章があった。面白かったので再掲してみようと思う。

 <<今日は雨だったので、午後から小学校六年生の三女の勉強を見てあげた。何時もは忙しい事を理由になかなか勉強を見てあげることも出来なかった。
 今日は算数の勉強をしていたので、分らなかったら聞いてね、と言うと早速、これが分らないと言ってきた。
 何が分らないのか話を聞いてみると、どうも『以下』と『未満』や『四捨五入』の意味を理解していないようだ。漢字の意味も含めて教えると、直ぐに理解したようである。
 暫くすると72kmは分速なの、と言うのでこれも言葉を理解していない。72kmは距離を表し、それを毎時で割れば時速、毎分で割れば分速、毎秒で割れば秒速になる。
 その意味を教えると、これも出来なかった問題を直ぐに解いていた。彼女が算数が苦手のは、計算力に問題があるのではなく、文章の読解力が低い事にあるようだ。
 問題の本質を見誤ると、違う方向に力を掛けてしまうものだ。これは仕事にも通じる事だな、と思いながら三女とのつかの間の時間を楽しんだのである。>>
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