長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

意識しなくともISOの仕組みが回る

 ISO9001の認証を初めて受けてから7年が経った。翻れば最初は、まさしくISOの為のISOだった。つくった仕組みは、会社の実態に合っていない背伸びしたものだった。
 当然、仕組みとして回るはずもなく、サーベランス審査(維持審査)を受ける一周間ほど前から、サーベランスの為の準備をしなくてはならならなかった。
 多分、多くの企業が陥る間違いを犯していた。ともかく、ISOの仕組みは抜きにして、品質を維持し、お客様の為に何をなすべきか、どうあるべきかを考えた時、それは必然的にISOの要求事項を満たすことに気づいた。
 仕組みを見直し、ルーティンを回した。最初はどうあるべきかがうまく実行されなかった。しかし、当たり前の事が当たり前にできる様になれば、それがまさしくISOの仕組みに合致する。
 7年経った現在、数点の観察事項はあるものの、不適合、軽微な不適合ともに確認されなかった。ようやく、ISOは、自分たちの仕組みになった。
 その目的は、『人の命を救うために、自分の命を懸ける人たちの為に』信頼されるものづくりを行い、社会に貢献する事なのである。
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