長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

Our dreams come true!


 『Our dreams come true!』
 ホンダ技研工業が1989年に世界に通用するスポーツカーをつくろうという夢を持って取り組んだのがNSXだった。
 オールアルミニウムボディを持ち、NSXのために開発されたV63000CCエンジンが搭載されていた。アルミニウムモノコックボディの開発は困難を極めたのだと思う。
 そして、究極の走行性能を得るために、当時のF1レーサーアイルトンセナや中嶋悟がそのテストに参加し、ドイツのニュルブリックリンクでそれを磨き上げたことは、よく知られている事実だ。
 そして、今回NSXが10年の歳月を経て復活した。まさしく、スーパースポーツカーである。昨今、ミニバンばかりが目立っていたホンダだったが、やはりとがった車を作ってこそホンダだと思うのは、古い時代の人間なのだろうか。
 八郷社長は「ホンダの両輪は生活に役に立つ商品と、操る喜びへの挑戦。何もしないと両輪は失ってしまう」と言い、挑戦の文化が弱まれば人材を集める力も落ち、長期的に低迷するリスクがあると語る。
 そう、挑戦する事で困難も同時に見えてくるが、それを乗り越えることで成長し、DNAにそれが刻まれるのだ。私たちも常に挑戦し、規模が小さいことと、市場をつくり出す力は比例しないと信じたい。
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