長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

20年の歳月・・・


 20年の歳月は、あの時の記憶をも薄れさせるのかも知れない。いや、忘れようとしていると言った方が正しいのだろうか。
 ある人は、あの時の記憶を風化させないように、次世代にそれを語り継いでいる。あの阪神淡路大震災から、今日で20年がたった。
 今から、5年前神戸を訪れ、震災から15周年の時を、多くの人たちと共有した。震災の年に生まれた子供たちは、二十歳になる。
 そう思うと、時の過ぎる速さを驚きをもって感じるのである。私たちは、あの震災から多くのことを学び、多くの仕組みが整備された。
 それが、その後の自然災害に生かさ、多くの人命を守ったのも事実だろう。私たちは、防災業を生業とするものとして、この日を節目とし、私たちは何者で、何を使命とし、お客様から何を期待されているのかを再確認する事が大切なのだ。
 犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りしたい。
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