長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

阪神淡路大震災から18年


 三年前の1月17日、午前5時46分、私は神戸市の東遊園地にいた。阪神大震災1.17の集いに参加する為だった。
 何時もこの時期になると、あの時の強烈なイメージが頭を横切る。
 あの大震災で6400人余りの尊い人命が失われた。震災を体験した人たちにとっては18年の月日は長かったようで短かったに違いない。
 私たちは防災業を営む者として、これまでハードを中心に事業を展開して来た。しかし、自然災害が常態化し始めている今日、お客様や社会が望むものはハードだけではないのだ。
 企業にとっては事業を継続する為の、事業継続計画(BCP)が必要になってくる。大手企業はBCPを計画をすでに策定しているところは少なくない。しかし、これが中小企業になれば、BCPを策定している確率はいっきに少なくなるだろう。
 阪神大震災東日本大震災においても、中小企業の多くが、貴重な人材や設備を失った事で廃業に追い込まれた。また、被災の影響が少なかった企業においても事業を継続できず、結果的に雇用の維持が出来なくなった。
 社会から求められる事にレスポンスしていくことが結果として社会の役に立ち、それが人の役に立つのだと思うのである。
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