長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

光と影

 仙台市内の喧騒から、東日本大震災の被災地の面影は全く見えない。人が行き交い、人もお店も全く普段と変わらない。
 しかし、国道6号線から向こうの海岸線は、もう何も残っていない荒れた荒野になっている。震災以前は、新興住宅地が開発され多くの人々の生活がそこにあった。
 しかし、巨大津波は、それをすべて呑み込んでしまった。多くの人々の生活を押し流し、そこは数年前にあった光景など思い出すことすらできない。
 国道6号線を境に、仙台市の光と影を見ることができる。
 県PTA連合会会長を拝命していた時、荒浜地区を当時の仙台市教育委員会職員の方々に案内して頂いた。
 荒浜小学校の屋上から見たあの光景は、一生忘れないだろう。
 今の仙台市内は、光り輝いて見えるが、人々の心には、まだまだ癒えない大きな傷が残っているのだと思う。私たちは、忘れてはならないのである。
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