長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

消防人生42年

 年始のご挨拶に、お客様を訪問すると、今年も、今期いっぱいで退官されるお客様と顔を合わせる。
 中には18歳で消防官を拝命し、42年間消防人生一筋に歩んできた方もいらっしゃる。まだ、任期は残されているが、皆さん一様に万感の思いが胸に迫り、ほっとすると同時に一抹の寂しさもあるものだとおっしゃっておられた。
 42年間の消防人生の中で一番の思い出は何かと尋ねると、皆さんそれぞれだが、あの時、こうしたから今の自分があると、人生を翻っておられる方が印象的だった。
 今という、時間軸で過去を振り返ると、あれがチャンスだったと思われるのだろう。しかし、その瞬間はそれがチャンスと認識できなかったのだ。
 ただ、目の前に来た機会を逃さず、全力を尽くした人だけが、結果として今の人生を得ることができているのだと思う。
 チャンスは、すべての人に平等にやってくる。それを、チャンスと認識できるかが大きく人生を左右するのだ。その為には、誠実に、情熱をもって物事にあたることが大切なのだと彼らは教えてくれるのである。
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