長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

社会との関係を知る

 東日本大震災から一年が経とうとしている。一時、あまり報道されなくなっていたテレビでもその日に近づくにつれ番組の数が極端に多くなってきたように思う。
 東日本大震災はまだその復興の真只中にある。解決しなくてはならない問題が山積しており、被災地自治体の自序能力が回復していない中、様々な形で日本全国から支援の手が差し伸べられている。
 しかし、解決しなくてはならない事の量に対してあまりにも非力である事は否めず、国民がそれぞれの立場で出来る事を最大限に支援する必要があるだろう。石川県PTA連合会ボランティアセンターでもPTAと言う立場に立って被災地の子供たちの自立を支援する事を目的に事業を計画している。
 この事業は多くの人たちの力によって初めて実現される。事業だけを見れば実際に目に見える部分だけがクローズアップされがちだが、見えない所で沢山の想いが結実している事を知って欲しい。
 事業に必要な物が予算に合わず相談すると、『そういう事なら予算に合わせるから・・』と協力してくれる方や夜遅くまで事務局で準備作業をしてくれる方々が見えない所で事業を支えてくれているのだ。
 そう考えると、私たちは仕事や様々な活動を通じて社会と係わっている事実が見えてくる。社会とどの様な係わりがあるか、それを知る事が仕事のやりがいや使命感を醸成する事に繋がるのだと思う。人と人の繋がり、社会と人の繋がりを大切にする事が今の日本に必要なキーワードだと信じたい。
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