長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

問題の本質を見よ

 幾度となく問題の本質を見極める事の大切さを伝えてきた。今年は東日本大震災の影響を受けたことも事実だ。マンパワーの問題も当然あるだろう。しかし、問題の本質はどこにあるのか真摯に考える必要がある。
 殆どの場合、発生する問題の原因は特別な事ではない事も理解しているだろう。先ずは足元を見てみよう。会議で検討された事、決定事項は確実に報告、伝達しているだろうか。伝達した事と相手が理解した事は別の問題である。相手は理解しているだろうか。
 クレームの発生を全体に報告しているだろうか。その原因は何故、何故を5回繰り返し、本質を突き止めているだろうか。その対策を水平展開し、全員が理解し、対策を明確に指示しただろうか。それが実行されているか確認しているだろうか。
 社員の報告や要求事項に明確に回答しているだろうか。出来るか、出来ないかではなく明確に回答する事が大切なのだ。そこに、社員との信頼関係が構築されていく。言いぱなし、聞きっぱなしでは良い結果が得られない。
 どうだろう、これらは特別な事だろうか。問題の殆どがなすべき事がなされていない事に起因している。改善の方向と方法は周知の通りだ。組織を上げて改善に取り組もう。これからは良くなるだけである。
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