長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

さあ、スタートだ

 これからが改革のスタートである。業務改善委員会が答申した概要を社員の皆さんに説明申し上げた。多分、説明の内容の全ては理解できていない事は承知の上だが、これから会社が何かを始めるという気持ちは伝わったと信じたい。
 いや、会社がやるのではなく自分たちがやらなくてはならい事を理解してくれただろうか。改革には何故それを行うのかという前提がある。それは今という時間軸で見ればすでに過去の事だがそれを改善するのが改革であり、改革は未来に目を向けることから始まる。
 多くの人が過去に目を向け過去に思い悩み、前に進む事が出来ない。また、多くは99%の出来ない理由に目を向け、僅かな人たちが1%の可能性に目を向ける。目の前に起こっている現象は全く同じだ。
 これが何事もうまくいかない大きな理由のひとつだ。成功する人間の習慣には様々あるが、その中でも1%の可能性があるなら、その事だけについて話し、可能性を膨らませる事ができる能力だと思う。
 私たちは次のステップに向けてスタート切った。そこには様々な障害がある事は承知しているが、出来るか否かではなく、出来るようにやる事が全てだ。その為にも可能性に集中しよう。必ずやり遂げて見せよう。
 子供のころに太い杭につながれた小象は大きく成長し、簡単に杭を引きぬくだけの力があってもそれをせず、細い杭につながれたままになる。私たちの改革の成功に障害があるとすれば、それは自らの心にある既成概念に他ならない。
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