長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

40年の想い

 この時期は転勤、移動、新任、退任の多い季節である。今日は今期で消防を退官されるお客様の所へご挨拶に伺った。
 本当にお世話になった方が多く、一人ひとりにゆっくりご挨拶申し上げたかったが、全て周りきる事が出来なかった。ある消防本部へ伺った際に『消防一筋40年でだった、私の消防人生に悔いなし・・』という言葉に込み上げてくるものがあった。
 多分、楽しい事も辛い事もあったことは想像に難くない。私たちが防災業を生業としているからいうのではないが、消防という職業は常に生死と隣り合わせであり、人命を救う事がその使命のひとつである。
 私たちが『人の命を救う為に自分の命を懸ける人たちの為に』消防車両を製造するのは、まさにその使命と私たちの使命が同期しているからに他ならない。
 それが私たちの誇りであり、私たちが頑張りきれる理由でもあるのだ。
 40年の消防人生という言葉の重みを感じるにはあまりにも私自身経験が浅いが、彼らの晴れやかな顔はやり遂げた自信と少しほっとした安堵感を見る事が出来る。心から彼らの第二の人生のイヤサカを祈念したい。
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