待つ方と待たせる方
先日、ある番組を見ていたら待つ方と待たせる方の時間の感覚には大きなズレがある、と言っているのを聞いて『なるほど!』と思わず頷いてしまった。
確かに、サービスセンター等に電話した時などは待っていると一分がずいぶん長く感じるものだ。
相手側の対応も『お調べしてお返事いたします』等と言われると電話の前で待つ時間もとても長い気がするのは私だけではないだろう。
待たせる方の時間軸は間違いなく待つ方の時間軸よりは長く、これくらいは・・・と思っている節がある。したがって、お客様から何度も催促の電話を頂く事になるのではなかろうか。
お問い合わせのお電話を頂いた時はお客様の視点で返答する時間を決めておく必要があると感じる。そしてその時間を越えてしまう場合は約束の時間に一度お電話を入れ進行状況を報告する事で返答が遅いというクレームを少なくすることが出来るのだと思う。
待つ方と待たせる方の時間軸のズレという視点は様々な示唆を与えてくれた。テレビもたまに見ると勉強になることもあるものである。