長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

心を伝える

 『皆さんのお陰さまで』第一声が感謝の言葉だった。昨年、地元の小学校の遊具が非常に古くなり危険だという事で主なものが撤去された。その後、学校の運動場には遊具が無くなってしまった。
 何とか子供たちが運動場で遊べるようにと金沢市教育委員会に何度かお願いに行ったが予算の関係上、小さなブランコがひとつ設置されただけだった。これではあまりにも子供たちが不憫だと思い、育友会から滑り台をプレゼントしようと積み立ててきたお金で手当てすることにした。
 丁度同じ時期に地元の有志の方から学校へご寄付を戴き、そのお金でさらに遊具を手当てする事が出来たのである。今日はその寄贈式がお昼の時間に行われ育友会の代表として式に参加した。
 その時、ご寄付を戴いた方から『多くの皆さんのお陰様でご寄付をさせて戴けました』という言葉があった。この『お陰様』という言葉は人の心を和ませてくれる。
 世の中の存在には全てに意味があり、全てがつながっている。無意味なものはひとつも無いのだ。私たちの知らないところで私たちに意味のある係わりを持ってくれている人がいるのである。
 だからこそ、『お陰さま』という言葉は自分以外の全てに感謝する言葉であり、その本当の意味を理解する事がとても大切な事だと思うのである。
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