長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

最高の人生の見つけ方

 国際線の機内での時間をどう過ごすかは毎回の課題だ。特に狭いエコノミークラスでの長時間の移動は修行以外の何物でもない。何時もは何冊も本を持ちこみ、時差ボケ対策に眠らない様にひたすら本を読むが、今回は何故か集中できず、ひたすら映画を見た。
 ANAとのコードシェア便だったので、比較的日本人に優しい機内設備だったのもその理由かもしれない。日本で見ることができなかった最新版の映画からとても懐かしいものまで5本の映画を見た。
 家でも連続して5本も映画を見る事は先ず出来ない。
 その中の『最高の人生の見つけ方』はとても心に残った。少し前に日本でも上映していたはずだ。たまたま同室になった二人のがん患者、エドワード・コールとトミー・カーターは余命一年を宣告される。
 二人は残された人生をどう生きるか考え、やりたかった事、そしてこれからやりたい事のリストを紙に書きそれを実現する為の旅にでる。
 スカイダイビングをしたり、エジプトのピラミッドに登り、夢だったムスタング350(アメリカ車)でレース場を走り、アフリカでハンティングをするなど、これまでは家族の為に働き詰めだった人生だったが、残された一年を全力で生きようとする。
 そして、香港のホテルで一人の女性と出会い、その女性との会話から『貴方の奥様はとても幸せな方ね・・』といわれトミーはこう答える『私が幸せな夫なんだよ・・』
 幸せとは自らが感じる事と、人の人生に幸せをもたらす事と二通りある事に気づく。
 人生は長いようで短い。自分の人生の終焉の日を知りたいか、という問いに多くの人は『ノー』と答えるそうだ。
 もし自分の人生の終焉の日が分かっていたら、私たちは今の人生をどう生きるだろう。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ