長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

山の日


 昨年から新たに制定された山の日は、二年目を迎えた。
 昨年は、新穂高登山口から白出沢の出合を経由して奥穂高岳から西穂高岳へ縦走した。
 このルートは、一般ルートで最難関と言われており、気の抜けない岩綾帯が連続する。
 翻ってみれば、初めて登山に触れたのは中学一年生の時に登った白山だった。中学では珍しい山岳スキー部があったのである。
 それから、山の魅力にとりつかれ、毎年白山や医王山に登った。『何故しんどい思いをして山に登るのか』と尋ねられるが、その答えは自分で登ってみなければ分からないという様にしている。
 山はそこに登り、そして感じることだ。大きな自然の中に生かされている自分たちを知り、私たちも地球の一部だと気付くだろう。
 なんども登った山でも、出会ったことのない景色に感動し、神秘的な現象を目の当たりにして言葉を失う。そんな日常が山にはある。
 確かに、死が常に隣り合わせであることは間違いのない事実だ。大自然に対峙せず受け入れてもらえる様、真摯に向き合うことが大切だと思うのである。
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