叱る、叱られる
昨年誕生した国際部は、私たちの企業のこれからを担う新しい部署だ。
2011年にドイツZ ieglerとの技術提携をかわきりに、イタリアのバッジオ・デル・ソルディ、同じくイタリアのスパッシアーニ、タイのチェース社と技術提携を進めてきた。
10年前には考えられない現在だが、7年前におぼろげにイメージしたことがかたちになってきたことは面白い展開だ。
しかし、なんとなく現在のかたちになったのではなく、そのタイミングで強力に結論をイメージした事が今に繋がっているのは間違いのない事実だ。
国際部のメンバーは三十代前半の中堅どころだ。その経歴は様々だが、強いて言うならあまり叱られて来なかった年代だ。今のところやる事なす事足りない事だらけで、叱られ続けている。
メンバーのひとりには、叱られるギリギリの年代だから腐らずにそれを真摯に受け止め、原因自分論で考え、同じ轍を二度と踏まないようにと話した。
叱られる以上に叱る方が大変なものだ。昨今、人間関係を維持するためと称して叱らない風潮があるが、そんなガラスのようなコミュニケーションなどなんの役にもたたない。
お互いに問題の本質を理解し、理解を深める事が成長のポイントなのだ。
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