自己愛性人格障害
今日お会いした方から突然『この九つの質問に答えてみて』と言われ、質問にいくつ当てはまるか自分で回答してみた。
設問に対して四つ該当したので何なの?と聞くと自己愛性人格障害という障害を判定する設問だった。
これは、自分を愛するが故に、対人関係でトラブルを起こしやすい人格障害のひとつらしい。設問に五つ以上該当するとこの障害の可能性があるようだ。
しかし、設問自体が曖昧なのでこれに該当するからといってどうと言うことではないと思うが、ひとつの参考として考えてみればよいかもしれない。
私は四つだったのでギリギリセーフだったが、最近この自己愛性人格障害の人がとても増えていると聞いた。
以下にその設問九つを記しておくので興味のある方は一度やってみては如何だろう。
1)自己の重要性に対する誇大な感覚
2)限りない成功の空想にとらわれている
3)自分が特別だと信じている
4)過剰な賞賛を求める
5)特別な取り計らいを期待する
6)目的を達成するのに他人を利用する
7)人の気持ちに気づかない
8)しばしば他人に嫉妬する
9)尊大で傲慢な態度
非常に微妙なものもあり、自分でも気がかりな部分がある。より良い人間関係はお互いの尊敬と敬愛から生まれる。しかし、本当に人を尊敬し敬愛することの難しさを感じる時ほど自分が愚かだと思うことは無い。
親鸞聖人の『悪人正機説』は実は原因自分論を語っている『善人なおもて往生す、いわんや悪人をや』人は誤りを犯すものである。だからこそ、人を許すことを私たちは知り、良い人間関係を築いていきたいと願う。
人気ブログランキングへ