長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

会社は生き物

 『それで今はどうなんだ』私が東京でお世話になった敬愛する経営者の口癖である。この言葉の裏側には会社は生き物であり、常に変化しているから、意思決定をする時は最新の情報で行わなくてはならないと言っている。
 人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来だけだ。『過去は生ごみ、過去に囚われるな』と常に言っていた。
 これは至極当然のことだが、実はなかなかできないことのひとつだ。人間は経験の動物である。したがって過去に強力な経験をすると、なかなかそこから抜け出せなくなる。そして、そこが思考の中心になるから、大局観で物を見ているようで見れなくなってしまう。
 しかし、経営者は常に最新の情報を見聞きし、状況を判断し、理解しなくてはならない。彼はそれを実践し、周りに印象付けていたように思う。
 私は様々な意思決定を行う中で常にこのことを大切にしてきたし、これからも大切にしていきたい。
 今、会社は改革の真っ只中である。何かを変えると言うことは必ずそこに摩擦は起きる。しかし、摩擦を恐れては何もできない。人間は変わりたくない生き物だ。また、変化に対してストレスを感じる。だから、緩和したいと願う。
 社員の皆さんにお願いしたい。たぶんさらに良い会社にして行きたいと皆が願っていると思う。それを実現するひとつの方法は『思い込みではなく、真実をお互いに知ることである』そして『過去を論じることはやめよう』お互いに理解しあうことが大切である。
 その第一歩が『褒め・感謝する』社風の実現である。人の負の部分は良く見える。なかなか見付けられない良い所を見付けて欲しい。
 先ずは率先垂範、私から始めよう。
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