長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

蒔いた種は必ず芽吹く

 自分が蒔いた種はどのような形であれ必ず芽吹くものである。それは自分が種を蒔いたという自覚がなくとも、無意識に自分が発した言葉や、行ったこと、示した姿勢など全てが種を蒔いていることと同じだと思う。
 自分が蒔いた種はこれからも様々な形で花が咲く。それは綺麗な花かもしれないが、その反面毒をもった花になることもあるかもしれない。しかし、どれをとっても自分が蒔いた種である。
 私たちの企業が未来に向けて持続発展していくとすれば、今私たちはその『時の流れ』の一部を担っていることになる。したがって、私たちが担っている間だけ何もなければ良いという発想は危険だ。
 私たちは未来の社員の皆さんに責任を持っている。
 だから今、私たちが成している事、全てが未来に対して責任があるのだ。事業でもある部分を切り取り、ある部分だけを見て事業を組み立てていては、私たちは未来に責任を果すことはできない。
 金融危機の引き金となったサブプライムローンの問題はまさしく、ある一部分だけを見て事業を行った結果だ。
 未来を担う子ども達は大人の『今』を見て価値観を構築している。教育問題がスピードを上げて改革されないのも結果が出るまでに長い時間を要するからだ。気がついてからでは遅い。
 『国家の原点は教育にあり』今私たちが蒔いている種が将来の日本をつくっている。
 私たち大人は日本というすばらしい国を未来に残す為に今何をなすべきか気づかなくてはならない。
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