長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

雑木林は山を強くする

 単一の樹木を植樹した山は保水力が小さく、災害に強いとは言えないそうだ。日本では山に杉の木を植樹し、人工的に山林を造成してきた。
 災害に強く、生命力の強い山を作るためには、その土地に昔から生えている樹木を植樹することが大切なのだそうだ。
 伐採され息絶え絶えになった、山林を復活させる為に、その土地で昔から生えていた樹木は何かを調べ、単一の樹木だけではなく、様々な種類の樹木を密集させて植樹すると、木はお互いに競争し合い、大きく成長する。
 その話を聞いたとき、企業に良く似ていると感じた。新入社員を将来会社を担う社員に育てて行くことも大切であるが、様々な社会経験をつんだ、全く視点の違う社員を採用することは企業を強くする。
 視点の違う人材は、私たちがこれまで当たり前だと思っていたことが、実は当たり前でなかった、と気づきを得る機会を与えてくれる。
 ここ数年で私たちの企業には多くの違う視点を持つ人材が入ってきてくれた。彼らの視点は私たちに気づきを与えてくれる。
 先ずは自分たちの行っていることがこれで良いのか、現状否定をすることから成長は始まるのである。
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