長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

初任課新入生

 今日は午後から市内のお客様へ新年度のご挨拶に伺った。途中、石川県消防学校に伺うと、初任課の新入生が総出で駐車場の清掃をしていた。
 慣れない手つきで鎌を使い、駐車場の隅やアスファルトの割れ目に生えている雑草を刈り取っていた。又ある新入生は消防学校の玄関に展示してある、日本で最初に製造されたBD−1型消防ポンプ自動車を洗車していた。
 見かけは18歳前後だろうか、まだ幼さが残っている様に感じた。
 教頭先生にご挨拶申し上げると、今期は例年になく初任課の新入生が60人以上入校するとのことで、団塊の世代の退職に伴うものだろうか。
 きっと半年の訓練を経て、皆さん見違えるように逞しくなるのだろう。消防職員は常に危険と隣りあわせだ。一瞬の判断ミスや油断が要救助者だけではなく、自らの命を危険にさらしてしまう。
 今日訪問した、あるお客様は航空隊に所属していた時、慣れから来る油断で危険な場面を幾度となく経験したと仰っておられた。
 常に緊張感を持ち職務に精励することの大切さを教えて頂いた。私たちは消防車づくりを通じて消防職員、消防団員の皆様をサポートし、地域に貢献することが使命であり、現場の声が私たちを成長させてくれる事は間違いのない事実なのである。
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