仕事始め

　今年から１月４日が弊社の仕事始めとなった。一年間大変お世話になったお客様を訪問し、年始のご挨拶をさせて頂いた。
　ある消防署を訪問すると、仕事はじめから消防隊の皆さんが防火服に身をくるみ訓練を始めようとしていた。
　暫く見ていると、副署長が『これから消防署の出初式です』と仰られた。実際には出初式ではないのだろうが年の初めの訓練のスタートであり、消防職員であるもの常に訓練が大切だと仰りたかったのだと思う。
　近年の災害は多様化し、特に自然災害は私たちの予想をはるかに上回る規模でやってくる。
　昨年は『想定外』という言葉を良く耳にしたが、それをどこまで想定するかは歴史から学ぶしかないように思う。
　東日本大震災を受け、歴史を調査すると現在想定している規模よりはるかに大きな自然災害が起こっている事が判明しており、それをもとに防災対策を見直し始めている自治体もあると聞く。
　何れにせよ防災計画であれ、仕事であれ、現状を正確に認識し、その為に何をなすべきかを考えよう。
　仕事始めにあたり、私たちの仕事の使命、意義を再認識し、その実現の為の今日でありたいと思う。