どの様な職業でも根っこは同じ

　今日は日ごろお世話になっているお客様に御挨拶するために市内を一巡した。お客様とのお話の中で、業務や業績以前に大切な事が最近出来ていないと仰っておられた。
　業務や業績以前の問題とは何ですか、とお聞きしたところ、挨拶をする、ゴミが落ちていれば拾う、自分の事だけではなく周りをよく見て仕事をする、など本年度私たちが重点的に取り組んでいる事と全く同じだった。
　職業は違っても根っこは同じである事を教えてくれるお話だった。私たちはこれまであまりにも目に見える部分にとらわれ過ぎたのではないだろうか。大切な事は社風や当たり前の事をあたり前に実行するなど、意識して見なければ見えにくい事を大切にする事だと考えている。
　それは根っこであり、それを育む土壌なのである。先日見た番組でも良い牛乳はよい食べ物から、そして良い食べ物は良い土から、だから土壌が大切なのだというお話を聞いて、ここでも目に見えないが大切な事を実践していると感じたのである。
　良い土壌は強い根を育み、強い根は強い幹を育む。強い幹は立派な枝を育みそして豊かな実りを迎える事ができる。私たちが今、力を入れるべきは企業の土壌の改良なのである。