休んで強くなる

　沖縄の市民レースまで三週間となった。先日の海外出張で丸々一週間練習ができなかった。この時期、急に日の出が遅くなり朝五時半はまだ真っ暗である。
　日課の朝練習は五時半出発はかなり厳しくなってきた。六時出発では出社の準備に時間が足りない。これからの時期は練習に工夫が必要である。
　さて、いろいろとバイク（自転車）の練習の指導を受けている中で、筋肉は休んで強くなると初めて知った。これまではランでもバイクでも練習を休むと力が落ちるような恐怖心があり、どうしても疲れていても無理して練習をしてきた。
　そんな時は例外なくどこかを必ず故障したものだ。筋肉は鍛えて壊れ、それが復元するときに強くなるそうだ。
　したがって、筋肉が復元するために必ず休息が必要になるのである。今回の一週間の海外出張は筋肉の復元のための休息だと自分に言い聞かせたがやはり連続一週間の休息は力が落ちてしまった。
　あと三週間をどう乗り切るかが大切だ。二週間前まではインターバルトレーニングとロングライドを組みわせ、二週間を切ったら練習の質を落とさず量を少しずつ落して行こうと思う。
　最近はトレーニングも科学的な根拠のもとになされているのである。原因があって結果があるのはどんな世界でも同じなのである。