頑張れ橋下知事

　大阪府知事の辞表を提出し、大阪市長への鞍替え出馬を表明したニュースを見てとても驚いた。多分過去にも知事から市長へ降格（こんな考え方が良くないのかも知れないが・・）出馬した事は無いのだと思う。
　しかし、府民からの支持も高い橋下知事が大阪市長戦へ出馬するにはそれ相応の考えがあってのことだろう。プロパーから府知事になったのではなく、民間から府知事になったことで私達と視点が似ているように思う。
　当然プロパーの中から府知事になる場合も少なくないが、その場合おかしいことがおかしいと思えない環境の中で育って来た為、何がおかしいのかさえも理解できないのが今の現状だろう。
　今回は大阪府と大阪市の二重行政にメスを入れると聞いている。その事にはこれまで様々な有識者が述べてきたが誰も一向に手をつけなかった。いや、手をつけられなかったと言った方が正しいのかも知れない。
　その実現には地方自治法の改正など難題が山積みだが、それを実現する為に立ち上がった橋下知事にエールを送りたいと思う。
　今の日本は頭の良い一部の官僚が日本の為ではなく、自らの為に仕組みをつくったのではないかと思われる節があると感じているのは私だけではないと思う。
　橋下府知事には努力すれば自らの意思で国を変えることが出来る事を証明して欲しい。そして、心から応援したい。