長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

日本の原風景


 今朝目を覚ますと久しぶりに青空が広がっていた。気温は一ケタ台でやはり寒さが身に染みる。沖縄から戻ってずっと天候が悪かった事もあるが、バイク(自転車)で実走が出来ていなかった。
 北陸ではこれからこんな機会は余りないので、さっそく出かける事にする。実際はシーズンオフに入っているので、余り負荷をかけずに走ろうと決めていたのだが、沖縄での記憶は少々無理をさせてしまうには十分である。
 金沢から富山県小矢部市、福光のいつものコースを走るが、この場所は本当に日本の原風景を思い出させる。田んぼの中の道を走ると葉が落ち、たわわに実っている柿木が青空に映える。
 透き通った小川の水に太陽の光が反射する。一瞬、時が止まったように感じるのは私だけではあるまい。刀利ダムへの道は色づいた落ち葉が道を埋め尽くしているので、スリップに気をつけながら走る。
 途中、金沢側から登ってくるバイクに出会う。きっと、皆この天候にウズウズして出かけてきたのだろう。
 私たちの記憶の中の日本の原風景。今の子ども達はそれをどの様に心に刻んでいるのだろう。そんな風景を残すのも大切な事のように思えてならない。
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